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執筆者の写真Takashi Tazaki

チリコンカン


久しぶりに新メニューにチャレンジしてみた。といっても,それほど難しくないレシピなのだが自分の思う味になるかは分からないので「チャレンジ」なのだ!!

最近よく行っている,ステーキハウスの「ビリーザキッド」へ行くたびに注文するメニューなのだが,アメリカでは馴染みのある料理で,メキシカン料理のサイドによく付いてくる「あれ」だ!!

始めてアメリカでこれを食べたときは,独特の臭いが鼻につき,とても「人間の食べ物」とは思えない代物と思っていた……。

メキシカンにはよく使われる香辛料で,その臭いが苦手だったが,アメリカへ度々行くようになってからは,この味を克服しない限り自分はアメリカを楽しむことができないと思い,まずは,色々なメキシカン店に行き,この臭いの元をお店で聞いてみた。

その臭いは,こう言う言い方は良くないかも知れないが,自分には「腋臭(わきが)」の臭いに感じて仕方なかったので,お店では「この腋臭のような臭いの香辛料はなんですかね?」と聞いていた。何件目かのお店で,「タイムかクミンのことかな?」と言って,香辛料を少しお皿に入れて持ってきてくれた。これがビンゴで,その正体は「クミン」であることが判明した。

そして,その店のコックさんが言うには,これは必ず「カレーに使われる香辛料ですよ。」と言われ,自分の目からウロコが落ちるのを感じた。何故かって? カレーライスは自分が一番好きな料理だったから……。

スーパーに行って,早速カレーのレシピを片っ端から見てみると,どのカレーのルーにも「クミン」の文字を見つけることができた。

それから数日後,カレーライスを食べたときにじっくりと味わってみると,確かに大好きなカレーの奥深いところから,自分の苦手だった「クミン」の香りがしてくるではないか……

それからというもの,この苦手な「クミン」の味が,大好きな「クミン」の味へと一変したしまったのである。全く現金な話であるが,自分でも不思議なくらい,その味を受け入れることがで来てしまったのである(^o^)

「チリコンカン」の風味が苦手だけど,カレーライスが大好物という方は,このブログを読んだお陰で,もしかすると「チリコンカン」が大好きになれるかも知れませんよ (o^-')b

さて,本題からズレたので「チリコンカン」の料理に戻すとしよう。

まずは,レシピをネットからググってみると,とても沢山の「チリコンレシピ」がズラーリ!!

今は便利になったもので,一つのメニューの色々なレシピが簡単に見られるのでとても助かる (≧∀≦)

自分はいつも,その中から何点かの気になるレシピを参考にさせていただき,自分の家にある香辛料や材料を目安に,自分流にレシピをアレンジして料理するようにしている。

何よりも大事なのは自分の大好きなお店の味や好みの味に近づけることだが,これがなかなか一度では上手くいかない。が,それが料理の楽しさでもあるo(^-^)o

今回は,冒頭でもふれた「ビリーザキッド」とアリゾナ州ASH FORKのルート66沿いにある「Ranch House Cafe」で食べたチリドックにふんだんにかけられていた「チリコン」の味をイメージして料理してみることにした。

一番肝心なのは「レッドキドニービーンズ」だが,今回は初めてなので缶詰を利用した。そして次に肝心なのが「挽肉」だが,「ビリーザキッド」の使っていた「粗挽きの挽肉」が食感が良く,旨かったので真似して仕入れてみた。残りは家にあるもので補えそうだったので早速,「チリコンカン」料理にチャレンジ!!

どのレシピもキドニービーンズの缶詰の量に合わせたものが多く,量が大量になってしまうので,自分の買った1/4の缶詰に合わせてレシピを変更すると,皆さんが使っていたトマト缶では無駄になるので,家にあるトマトを利用することにした。

香辛料はクミン,チリパウダー,ターメリック,シナモン,ガラムマサラ,ブラックペッパー,塩。

野菜は玉ねぎ,ニンニク。

ニンニク,挽肉,玉ねぎ,キドニービーンズの順にオリーブオイルで炒め,香辛料で味を調え,仕上げにとろけるチーズとパルメザンチーズを混ぜ合わせればできあがり。

とても簡単なレシピである。

さて,いよいよ食味の時間。

とその前に,これだけではランチとしては寂しすぎるので,今,お気に入りの無添加を売りにしたパン屋さんの添加物を最小限に抑えて作ったという,干しぶどうとクルミが沢山詰まった「パン・オ・ルヴァン」とチョコレートタップリの「ラウンドチョコブレッド」と一緒に食べてみた(^o^)

「ラウンドチョコブレッド」は,今回初めて食べたが,少々甘すぎておやつ向きかな? という感じだったが,「パン・オ・ルヴァン」は相変わらずの美味さだ!!

肝心の「チリコンカン」はというと,これが珍しく,初めてで納得のいく味ができあがった\(^o^)/

まぁ,それほど複雑なレシピでもないので当然といえば当然か……(^^;)

今回初めて,仕上げにライムを搾って食べてみたが,これがスッキリしてとても旨い!!

それほど「チリコンカン」に興味が無かった嫁も今回作った「チリコンカン」はお気に召して頂けたようで,パクパク食らいついていた。

お陰で嬉しい誤算ではあったが,自分の食べれる量が減ってしったので,もう少しチリパウダーを多めに入れて,近いうちに再チャレンジしてみたいと思う。

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