ルート66の魅力を語るのは簡単だが，その魅力は決して一つではなく，十人十色人それぞれが自分のルート66を追いかけていけば良い。ハーレーダビッドソンが好きでルート66を走りたい人，当時のアメ車が好きだから走りたい人，ジョンウェイン・マリリンモンロー・エルビスプレスリーに憧れて走る人，映画のシーンに憧れて走る人，西部劇にでてくるようなインディアンやビュート，メサ，テーブルマウンテンを見たい人，歴史的建造物・廃墟・古い橋・ロードサインに憧れる人とルート66を走るのには沢山の理由（わけ）があり，その魅力の一つでも分かち合うことができれば，時間の経つのも忘れて夜通しお酒を酌み交わせながら楽しい会話に華が咲いたりもする。

　ルート66だけで無くてもよい。アメリカには沢山の素晴らしい国立公園や観光スポットがあるし，今流行のパワースポットもある。

　特に「グランドサークル」と呼ばれるエリアは有名で，ルート66のアリゾナ州とユタ州の州境にあるパウエル湖を中心に，半径230km の円を描いた時，その円の中には10箇所の国立公園，16箇所の国定公園，19箇所の国立モニュメントや州立公園が含まれており「観光名所の宝石箱や〜」と言われている。その中には有名な「グランドキャニオン」「モニュメントバレー」「セドナ」なども含まれる。

　ギャンブル好きな人ならば，ラスベガスへ行ったついでにヒョイッとルート66へ行ってみるのも良いと思う，ルート66沿いにもカジノはあるので，「さすらいのギャンブラー」となりルート66を彷徨ってみても面白いだろう。